
今回のコラボプロジェクトのテーマは「繋がる」。
大量に廃棄されてしまうバナナの茎から作られた素材「BANANA CLOTH(バナナクロス)」を使用し、売上の一部はフードバンクを通じて支援活動に役立てられます。
「何もしなければ、失われてしまうものがある。
でも、一人ひとりが少しずつ“繋がる”ことで、やさしい世界はつくっていける。」
そんな想いを込めたテーマのもと、今回はSEK48のメンバー佐藤佳穂さんと井上瑠夏さんのお二人にTシャツのデザインを監修していただきました。テーマ「繋がる」には、世界中のファンと心を通わせ、たくさんの笑顔を届けてきたお二人の姿とも重なります。
デザインに込めた思いや「BANANA CLOTH」生地の使用を通じて、SDGsやサステナブルな未来へのメッセージを発信する一方で、おしゃれに着こなすことができるデザイン性の高い商品に仕上げました。
単なるファッションアイテムを超えて社会に貢献する新しい形を提案し、一人ひとりが持続可能な未来を築くための一歩を踏み出すきっかけとなるプロジェクト。
このプロジェクトを通じて、社会的な課題に目を向け、より良い未来を創造する一助となることを目指しています。
Collaborators Interview
佐藤 佳穂 様 インタビュー
・デザインのコンセプト・テーマ「繋がる」にはどんな想いを込めましたか?
あなたに幸せに過ごしてほしいという想いを込めています。お互いを大切に想う気持ちから、どんどん幸せをたくさんの方へ広げて繋がっていってほしいです。
・最近「繋がる」を実感した出来事や、印象に残っている“繋がり”はありますか?
SKE48は色んな振り付けの先生方にダンスを付けていただくので、なかなか同じ先生に振り付けをしてもらうのは少ないのですが、以前、旧チームE(現在はチームKII)でやっていた新公演の振り付けをしてくださった先生に、前作、今作とセンター曲の振り付けをしていただいて、偶然にもずっと同じ先生に振り付けをしていただいているので、ご縁を感じました。
・アップサイクル生地やBANANA CLOTHを使ったTシャツを着てみて、驚いたことや気づきはありましたか?
生地感がやわらかく感じました!教えてもらって初めて気づいたくらい自然な着心地だったので、本来なら廃棄されてしまうものを再利用して環境にやさしい生活を送れるのは素敵だなと思います。より環境への意識も高まるので、このような活動が広まってほしいです。
・もし「これから挑戦してみたいサステナブルなこと」があれば、どんなことをやってみたいですか?
服や食品以外にも、化粧品などにもオーガニックの製品があるので、もっと知っていって、不要なものを減らしていけるようにものへの価値をより大切に過ごしたいです。
井上 瑠夏 様 インタビュー
・デザインのコンセプト・テーマ「繋がる」にはどんな想いを込めましたか?
日々生活をしているなかで時に孤独を感じてしまったりする瞬間もあるかなと思うんです。でもこのTシャツを通して、「一人じゃないんだ。もっとまわりに頼って人生をもっと気楽に生きていいんだ。」って前向きな気持ちになってほしいと思いました。このTシャツを着た方、見た方がふんわりと優しくほっこりする気持ちになれるようなデザインになるようにを心がけて作らせていただきました。
・最近「繋がる」を実感した出来事や、印象に残っている“繋がり”はありますか?
私は熊本県出身なんですけど、この前愛知のタクシーに乗っている時にタクシーの運転手さんが熊本出身で、熊本のことをすごく知っている方だったんです。熊本の地名や美味しい物の地元トークでだんだん盛り上がり、こんな所で繋がりってあるんだってとても嬉しくなりました!
私も頑張ろう!と背中を押された気持ちになり心が温かくなりました。
・アップサイクル生地やバナナクロスを使ったTシャツを着てみて、驚いたことや気づきはありましたか?
着てみたら、本当に優しい肌ざわりで、バナナの木から作ったとは思えないくらい、しっかりした生地に感動しました。
環境のことを考えると、ものをたくさん作ること自体が良くない場合もあると思うんですけど、これは再利用で使われなかった素材を活かして作られていて、そういう面でもすごく素敵だなと思いました。
正直、私自身はこれまで環境に関することにあまり詳しくなかったんですが、今回デザインを考えさせてもらう中で、こういう取り組みに関われたことが本当に嬉しいです。
・もし「これから挑戦してみたいサステナブルなこと」があれば、どんなことをやってみたいですか?
私の身近でできることは節電や水を出しっぱなしにしない、など日常的なことからサステナブルができることにこのプロジェクトを通して改めて気づきました。自分の日常を見つめ直し、自分にもっとできるサステナブルを意識することを大切にしていきたいと思います。
